2011年04月25日

棟が上がりました

雨のために延期になっていた“上棟”、
今日、棟が上がりました。

棟上げ

お神酒と、尾頭付き(お頭の付いた小さなイリコでしたが)で祝い作業開始、

上棟1

上棟2

上棟3

上棟4

今回の構法は、成を同じくした下梁を通し、
その上に約1間の間隔で渡り顎を使い、上梁を通す。
こうすることによって、力の伝達がスムーズに出来る。

上棟5

上から見たところ、下梁と上梁の状況が良く判る。

上棟6

仕口、継手ともすべて大工さんの手刻みで、渡り顎、金輪継ぎ、重ねほぞ、追っ掛け大栓継ぎ

追っ掛け大栓継ぎ1

追っ掛け大栓継ぎ2

など、古来から伝わる技術を多く使っている。
込み栓を打つ穴も手刻み、

込み栓

ネコ土台に使った「クリ」から灰汁が出ているのが見える。

柱の通りを表した符号

通り番号

金物を一切使わず組み上がられた軸組、

上棟7

まさに日本の素晴らしい木造の技術である。
今日一日、組み上がられてゆく作業を見ていて、
自分が描いた図面通りに組み上がられて行くのに感動したのと同時に
この日本の木造の技術を、きちんと伝えてゆくことの大事さも痛感した。
posted by 木の家大好き建築士 at 21:33| Comment(3) | TrackBack(0) | 終いの棲家創り
この記事へのコメント
ネコ土台って何ですか ?
Posted by よーこ at 2011年05月01日 11:42
ネコ土台は、基礎と土台の間に入れるものです。これを入れて、部分的に隙間を設けることによって、床下の換気を良くし、建築基準法で定められている床下の換気量が確保できます。現在の一般的な住宅では、20o厚の樹脂製のものが多く使われています。通称「基礎パッキン」と言っています。今回の住宅では、木にこだわっていますので、30o厚のクリを使いました。柱の乗る部分と土台の継手、アンカーボルトの位置の主に配置しています。
Posted by 建築士Y's at 2011年05月02日 10:09
へぇ〜、よくわかりました!!
Posted by よーこ at 2011年05月02日 19:12
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