2011年02月17日

広島県の住宅耐震化率74%

住宅の耐震化率の国土交通省による推計が公表された。
それによると、中国地方5県の住宅の耐震化率は平均71%(2008年10月1日時点)で、
全国平均を8%下回る。
広島県は74%で全国19位。

平成19年3月に出された「広島県耐震改修促進計画」によると、
平成15年(2003年)における広島県の住宅の耐震化率は72%
県内の住宅 109万戸
・新耐震基準の住宅:62万戸
・旧耐震基準の住宅:47万戸(昭和55年以前に建てられた住宅)
⇒ 47万戸の内で非耐震化住宅 31万戸(28%)

それで今回の公表で、広島県で耐震化していない住宅数は29万4500戸、
2003年から2008年の5年間で15,500戸しか減少していない計算になる。
この中には、耐震化した住宅ばかりでなく取り壊された住宅もあると考えられる。
広島県の耐震改修計画では、平成27年までに住宅の耐震化率を90%に上げることが計画されている。また、国は昨年の6月に2020年の住宅耐震化率を95%に高める目標を閣議決定している。

この5年間で2%しかアップしていない耐震化率を、
残りの5年で16%もアップできるのであろうか?

建て替えなどによる取壊しなどもあり、
それほどまでの数にはならないと“うそぶく”方々もおられる!

最近もてはやされている“エコ”も大事だが、
住宅が損傷・倒壊したら、そこに住むこともできなくなるかもしれない。
東南海・南海地震、芸予地震の発生確率が非常に高くなってきているし、
住宅の耐震化を真剣に考える必要があると思う。

国、各自治体の本当に耐震改修を促進する補助制度・施策の充実が望まれる。

私たち建築士も、何かしら普及のための尽力をする必要があると常々感じている。
posted by 木の家大好き建築士 at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 耐震診断・改修
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